デオドラント・制汗剤

パースピレックスを使用した感想と効果|痒みや色素沈着は?

多汗症の男性

こんにちは!ユウキ(@emeth_blog)です。

最新のデオドラントの中でもかなり強力な効果を持つパースピレックスですが、脇の痒みや色素沈着を警戒してなかなか購入できずに悩んでいる人は多いはず。

そして本当に脇汗が止まるのかも気になるところですよね。

 

そこで今回は、そこそこ多汗症である筆者がパースピレックスを1ヶ月使用してみたので、効果や副作用について詳しくレビューしていきたいと思います。

パースピレックスの購入を考えている人は、是非この記事を読んで参考にしてください。

 

本記事の内容

  • 1ヶ月使用してみた感想と効果
  • 痒みと色素沈着について
  • パースピレックスの安全な使い方

 

パースピレックスを使用した感想と効果|痒みや色素沈着は?

パースピレックスを使用する女性

結論として、想像を遥かに上回る制汗効果を持っていました。

汗を抑えるというよりも、汗が出なくなると言った方が正しいかもしれません。

ちなみに筆者が使用しているのは「敏感肌用」です。

 

1ヶ月使用してみた感想と効果

パースピレックスはローラータイプのローションで、お風呂上がりに脇に使用します。

ただ乾くまで少し時間がかかるので、塗った直後は服が着れないのがダルいですね~。

筆者は乾くまで裸で待機していますが、夏はともかく冬は風邪を引いてしまいます。(笑)

 

対策としては緩めのタンクトップなどを着て放置するか、ドライヤーで乾かしてしまうのが良いと思います。

ただ乾いてしまえばベタつきや匂いはほとんどなく、服に色が付くこともありません。

しかも一度塗れば効果は3日ほど続くので、定期的に塗り直す必要もなく超便利でした。

 

肝心の脇汗に関してですが、自分でもビックリするほど出てきません。

今までは軽くウォーキングしただけでも脇の辺りがビッショリでしたが、パースピレックスを使い始めてからは少し湿る程度です。

あと筆者はゲームのプレイ中にもよく脇汗をかくんですよね~。(そういう人けっこういるみたいですよ)

 

とくにシューティングゲームのような、一瞬の油断が命取りになるようなとき。

匂いはほとんどないんですけど、そりゃもう滝のようにダラダラと垂れてきます。(笑)

今となってはそのようなこともなく、やはり少し湿る程度です。

 

要するに完全に汗が止まるわけではなく、激しい運動をしたり緊張状態になると、ジワ~っといった感じに少しずつ汗が出てくるんです。

しかし驚いたのは、サウナに入っても最初の数分間は脇だけほとんど汗をかいていなかったことです。

「敏感肌用」でもこのレベルだなんて驚きですよね。

 

脇汗の軽減率は下記のようなイメージです。

  • 汗をかきにくい人 100%→5%
  • 普通の人 100%→10%
  • 多汗症の人 100%→20%

 

大げさに言っているわけではなく、本当にこれくらい脇汗を軽減してくれます。

もうほぼカラッカラですね。(笑)

逆に満足な効果が得られない場合は、何かしらの疾患を持っている可能性あり。

 

さらに嬉しいことに、消臭効果もあるので少し汗をかいたくらいでは無臭です。

ただし無香料なので、出掛ける前に自分の好きな香りの制汗スプレーを、少なめに軽~く吹きかけておくのがオススメ。

 

それにしても痒い・・・とにかく痒い。

 

よほど肌が強い人じゃないかぎり、残念ながら痒みは避けられないと思います。

筆者が使用しているのは「敏感肌用」ですが、それでも痒いのでけっこうな劇薬ということです。

一度だけ、深剃りした数時間後にパースピレックスを使ってしまったことがあって、その時は痒みを通り越してピリピリ・・・というか普通に激痛でした。(汗)

翌朝、鏡で脇を見てみたら真っ赤にかぶれちゃってたんですよ。(数日で治りました)

 

脇毛を剃った日の使用は絶対に控えてください!(マジで大変なことになります)

 

痒みの原因となっているのは、パースピレックスの主成分である「塩化アルミニウム」ですね。

これが汗腺にフタをし、同時に殺菌することで汗や臭いを抑制します。

しかしこの「塩化アルミニウム」は、水分に反応して塩酸を作り出す性質を持っているため、これによって痒みが生じるわけです。

 

「普通の肌用」と「敏感肌用」どちらがオススメ?

パースピレックスにはいくつかの種類がありますが、結論として「敏感肌用」で充分です。

各タイプの塩化アルミニウムの濃度は下記の通り。

敏感肌用 15%
普通の肌用 20%
ストロング 25%

 

まずは「敏感肌用」を使用してみて、肌に異常がなければ「普通の肌用」を試してみるのも良いでしょう。

ただ定期的に無駄毛の処理をしている女性には、脇への負担を考えて「敏感肌用」をオススメしたいです。

逆に男性は最初から「普通の肌用」でも問題ない気がします。

かといって脇毛がボーボーだと液体が肌まで届かないので、ある程度は短くカットしておくこと。(体操選手の内村航平さんはアウト)

 

ストロングは恐らくワキガのような重度の多汗症の人用なので、普通の人には必要ないでしょう。

 

日本のデオドラントに制汗効果はありません

日本国内で売られている制汗スプレーの中で、よくオススメされているのが8×4やAg辺りですが、これらに消臭効果はあっても制汗効果はほとんどないんです。

むしろ脇に余計な刺激を与えてしまい、かえって脇汗の量が増えてしまう人もいるくらいです。

心当たりはありませんか?

少なくとも多汗症の人にとっては1ミリも効果がないと思われます。

 

要するに、日本国内で売られているものはただの消臭スプレーってことですね。(笑)

それに比べて海外で売られているデオドラントは本物で、しっかりとした制汗効果が含まれています。

というのも、白人は9割近くの人がワキガなので、臭くて当たり前なんですよね。

 

そのため、海外のデオドラントは日本のものよりも遥かに進んでいるんです。

そしてその最先端で活躍しているのが、この「パースピレックス」というわけですね。

 

痒みや色素沈着について

腕を掻く男性

パースピレックスを使用するとどうしても痒みが出てしまいますが、そもそも耐えられないような痒みではないので安心してください。

また、正しい使い方をすれば色素沈着による黒ずみの心配もいりません。

 

パースピレックスを一か月使用した脇

その証拠に、上の写真はパースピレックスを1ヶ月使用した筆者の脇の状態です。

とくに赤くなったり黒ずんだりはしてない・・・ですよね?

筆者は週1で脇を剃ってその後に家庭用レーザー脱毛器を当てていますが、今のところは大丈夫みたいです。

 

痒みの対策

主な対策は下記の通りです。

  • 塗ったらすぐに乾かす
  • 痒みが治まるまで我慢する
  • 起床後に軽く脇を拭く

 

塗ったらすぐに乾かす

パースピレックスを塗ると、乾くまで少しピリッとした痒みが発生します。

しかもローションタイプなのでサラッとしており、どうしても乾くまでに時間がかかってしまいます。

そのため、ドライヤーや扇風機でさっさと乾かしてしまうのが手っ取り早いです。

 

もし塗った直後に激しい痛みを感じたら、それは当日に脇を深剃りしたことが原因です。

剃ることで目には見えない細かい傷がつき、そこにパースピレックスの主成分である「塩化アルミニウム」がしみてめちゃくちゃ痛みます。

その場合はすぐに水で洗い流すこと。

パースピレックスは脇を剃った翌日の夜、もしくは2日後に使用するのが安全ですね。

 

痒みが治まるまで我慢する

痒みには個人差がありますが、筆者は大体7時間ほど軽い痒みが続きます。

パースピレックスはお風呂上がりに塗るので、寝て起きたら痒みはほとんど治まっているはずです。

また、使い続けていると徐々に痒みにも慣れてくるので、痒いからといって脇を掻かないように注意してください。

 

起床後に軽く脇を拭く

パースピレックスを使用した翌日は、起床後に必ず濡らしたタオルなどで脇を優しく拭いてください。

ちなみに筆者はマイクロファイバーのハンカチを濡らして拭いています。

直接水で濡らすという手もありますが、わざわざ服を脱がないといけないのでめんどくさいですし、オススメしません。

 

色素沈着の対策

主な対策は下記の通りです。

  • しっかりと保湿する
  • 緩めの服を着る
  • 脱毛する

 

しっかりと保湿する

普段から脇がカサカサしている人は注意。

乾燥によって皮膚のバリア機能が低下し、肌荒れや炎症、ニキビの原因となります。

それらが繰り返されることでメラニン色素が徐々に蓄積されていき、最終的には黒ずみになるわけですね。

 

パースピレックスを使用していない日は、保湿クリームなどを脇に塗って水分を補いましょう。

常に肌を正常な状態にしておくことが、一番の黒ずみ対策になります。

 

緩めの服を着る

脇周りがきつめのタンクトップやノースリーブの服を着ていると、腕を動かしたときに脇が服にこすれて余計な刺激を与えてしまいます。

他にもスポーツや外仕事などでよく着るピチっとしたアンダーシャツなども注意です。

少しでも脇に刺激を与えないように、衣服にもなるべく気を使いましょう。

 

脱毛する

一番の黒ずみ対策がこれ。

そもそも脇の黒ずみの原因の9割は、脇を剃ることでおきる炎症によるものです。

早い話が脇を剃らなければ全て解決なんです。

 

ですが女性が脇を剃らないわけにはいきませんよね?

でしたらさっさと永久脱毛してしまうのが手っ取り早いです。

クリニックに通うのに抵抗があるなら、家庭用レーザー脱毛器でも充分な効果が得られるため、そちらも検討してみてください。

 

パースピレックスの安全な使い方(超重要)

まず最初の1週間目は、毎日お風呂上がりに使用します。

上でも説明したように、脇を剃った日はパースピレックスを使用しないでください。(肌荒れの原因になります)

つまり最初の1週間目は脇を剃ることができません。

 

そして2週間目以降は週に3回でOKです。

というのも、パースピレックスは1回の使用で3日程度なら効果が持続します。

そう考えると、週3回が脇に負担をかけないオススメの使用頻度だと思われます。

 

しかし脇毛を処理する頻度は性別や年齢、毛深さによってかなり個人差がありますよね?

そこで少しでも脇に負担をかけないように、パースピレックスの予定表を作成してみたので参考にどうぞ。

 

男性の場合

1
2

筆者は家庭用のレーザー脱毛器を使用しているので、このような間隔で行っています。

月水金の2日おきにパースピレックスを塗り、土曜に脇を剃って脱毛、その2日後の月曜から再びパースピレックスといった感じですね。

男性はこんな感じで問題ないでしょう。

 

女性の場合

1
2

女性も男性と同じように最初の1週間目は毎日使用し、2週間目以降は月水金の週3回がオススメです。

ただ女性の場合は、どうしても定期的に脇を剃る必要がありますよね?

この間隔なら1日おきに脇を剃ることが可能です。

 

しかし中にはどうしても毎日脇を剃る必要のある女性がいると思いますが、そのような女性にパースピレックスはオススメできません。

間違いなく黒ずみの原因になるでしょうね。

 

毎日剃るくらいなら、さっさと脇を永久脱毛してしまった方が手っ取り早いです。

 

今時、大半の若い女性は当たり前のようにレーザー脱毛を行っています。

脇だけなら2万円もあれば1年程度で完了するので、検討してみてはどうでしょうか?

 

まとめ

いかがでしたか?

副作用はあるものの、正しく使用すればリスクを最大限に抑え、期待以上の効果を得られることが判明しました。

多汗症による汗ジミや悪臭に悩まされている人は、今すぐ購入をオススメします!

 

パースピレックスさえあれば、常に周囲を気にして臭いに怯える日々ともおさらばですよ。

日本のデオドラントとは比べ物にならないレベルなので、ぜひ実際に使用して効果を実感してみてください。

感動すること間違いなしですよ。

 

以上です。

パースピレック(敏感肌用)を3ヶ月使い続けた結果

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